融資を受けやすいタイミングその3(銀行の決算期)

みなさんこんにちは!
公認会計士・税理士の高須賀です。
本日は「融資を受けやすいタイミングその3(銀行の決算期」」というテーマです。

1.銀行の決算期

銀行の決算期は3月、6月、9月、12月となっています。
本決算が3月、中間決算が9月、四半期決算が6月と12月です。
3カ月ごとに決算を組むわけです。

2.決算期は融資を受けやすい

銀行の決算期は融資を受けられる可能性が高くなります。
決算月、銀行は融資先を探しています。
銀行員には営業ノルマがあります。
ノルマを達成したいとの思いから融資先を必死に探すわけです。
審査も緩くなる印象もあります。
そのため融資申し込みのタイミングとしては銀行の決算期を狙うべきなのです。
特に本決算である3月が狙い目となります。

3.金融商品等は慎重に

融資をして利息で収益をあげるのが銀行の本業です。
ですが最近では、金融商品やクレジットカードの手数料も重要な収益となっています。
なので、決算月にはこれらの商品を勧誘してくるかもしれません。
必要な商品があれば購入しても問題はありません。
ですがが、銀行のノルマのために加入するというのはどうかと思います。
融資をしてもらったので協力したいという思いであれば良いのかもしれませんが。
いずれにしても慎重に検討するようにしましょう。

いかがでしょうか。
どの業界も決算期には商品を買ってくれる顧客を必死に探します。
これは銀行も同じなのです。
追加の資金調達を検討している方は、銀行の決算月を狙って交渉することをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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